「カナダでも、かつて育児休暇はほぼ母親が取るものでした」。そう語るのはカナダ大使館参事官のベンワ・プレフォンテンさん。この男”は仕事、女は家庭“という、日本人にも似たカナダの父親の考え方が変わったのは10年ほど前から。90年代中頃、国や州政府が父親の育児に関するプログラムを積極的に始めたのが発端だ。例えば「Nobody's Perfect」という、80年代初めに生まれたプログラム。もともとは子育てをする両親に向けた教育プログラムで、育児に関する5冊のテキストも発行された。1995年、これに父親に特化したテキストが加わる。