(2)『巣ごもり家族』は”家ナカ娯楽”アイテムが充実!! (『物』の充実)
『巣ごもり家族』の2つ目の大きな特徴として、”家ナカ娯楽”の充実があげられます。『巣ごもり家族』が所有しているもので家族と一緒に楽しんでいるもの を見ると、地デジ対応テレビが56.3%、インターネットに接続されたパソコンが49.6%、地デジ未対応テレビが32.9%、Wiiが27.5%、 Nintendo DS/Nintendo DSiが21.1%、ボードゲームが11.3%、高機能炊飯器が8.8%、ホームベーカリーが7.5%、バランスボールなどの健康グッズが7.5%、家庭 菜園グッズが6.7%でした。
そして、『巣ごもり家族』と『引きこもり家族』、家で過ごす時間が以前よりも増えていない家族、調査対象全体の家族と一緒に楽しんでいる”家ナカ娯楽”ア イテムの所有率を見ると、地デジ未対応テレビと家庭菜園グッズ以外の全ての”家ナカ娯楽”アイテムにおいて『巣ごもり家族』の方が家族と一緒に楽しんでい ることが分かりました。『巣ごもり家族』は”家ナカ娯楽”アイテムを家族みんなで楽しんでいます。『巣ごもり家族』は、”家ナカ娯楽”アイテムに対する情報感度が高く、またそのアイテムを最大限家族みんなで楽しむ姿が浮かび上がりました。
(3)『巣ごもり家族』はおトクに消費!! (『消費』の賢さ)
『巣ごもり家族』の3つ目の大きな特徴として、おトクに消費していることがあげられます。『巣ごもり家族』の主婦の32.1%が日常の買い物(食料品・日用品)でネットスーパーやネット通販を利用しており、その内の39.0%が週に1回以上利用していることが分かりました。
そして、ネットスーパーやネット通販を利用している『巣ごもり家族』の主婦に何故利用しているのかを聞いてみると、38.9%が、クレジットカードなどのポイントがおトクに貯まるから、25.0%がスーパーよりも安く購入できるから利用しているのに対して、『引きこもり家族』の主婦では、31.8%、22.7%でした。また、『巣ごもり家族』の主婦の60.7%がインターネットで様々なクーポンを探して利用しているのに対して、調査対象全体の主婦では51.8%でした。『巣ごもり家族』の主婦は、インターネットを活用して、便利にそしておトクに買い物をしており、『巣ごもり家族』の主婦の賢い主婦像が浮かび上がりました。
以上のことから、「地デジ対応テレビを中心としたお茶の間の復権」、「”家ナカ娯楽”の充実」、「おトクな消費」が、『巣ごもり家族』の3つの特徴であると言えます。
「今回の調査を通して、『巣ごもり家族』が誕生したこと、そして『巣ごもり家族』のライフスタイルの特徴が明らかになりました。家族は何かを一緒に するために会話をするのが自然です。例えば、テレビ見ながら、食事しながら、散歩しながら、など。常に何かをしながら、すなわち、家族は生活しながら会話 をしています。そして、今回の調査でも浮かび上がってきた“家ナカ娯楽”アイテムを通して家族が会話をすることが家族力を上げるためには、非常に大切です。」と齋藤孝教授はコメントしています。
~『巣ごもり家族』が満喫~ “家ナカ娯楽”の3種の神器
「家ナカ研究会」では、今回の調査から見えてきた『巣ごもり家族』のライフスタイルの実態や、日本人全体の消費志向、市場動向などから、「地デジ対応大画面テレビ」、「家族向けオンラインエンタテインメント」、「高機能家電」を、幸せなライフスタイルを楽しむ『巣ごもり家族』が満喫する”家ナカ娯楽”の3種の神器と考えます。
(1)地デジ対応大画面テレビ
地デジ対応テレビを中心にお茶の間が復権していること、そして現在の地デジ対応テレビの普及率や価格推移などから、「地デジ対応大画面テレビ」が今後の家族のコミュニケーションの『場』の中心になっていきます。
(2)家族向けオンラインエンタテインメント
『巣ごもり家族』の55.0%がネットで様々なサイトを見ている時が楽しいと感じており、今後のVOD市場の成長、インターネット対応テレビの利用意向と普及率などから、「家族向けオンラインエンタテインメント」が”家ナカ娯楽”の大きな役割を担っていきます。
(3)高機能家電
最近の手作りブームや、『巣ごもり家族』の”家ナカ娯楽”アイテムの所有率、市場動向などから、「高機能炊飯器」や「ホームベーカリー」などの「高機能家電」が、食を通した家族コミュニケーションを活性化させていきます。
■今回の調査対象の詳細について
調査対象は、全国の子持ちの既婚男女(長子の年齢:0~5歳男女200名、6~12歳男女200名、13~15歳男女200名、16~18歳男女200名、19~22歳200名)が対象です。
■「家ナカ研究会」について
「巣ごもり現象」が続く中、日本の家族のライフスタイルの実態を研究するために、電通総研を中心に家族社会学研究者の明治大学文学部教授の齋藤孝 氏、デジタル・メディア評論家の麻倉怜士氏、節約アドバイザーの矢野きくの氏、メディア開発綜研の菊地実氏が発起人となり「家ナカ研究会」を設立されまし た。「家ナカ研究会」では、「巣ごもり現象」の中で誕生した、新しい家族の幸せなライフスタイルを楽しむ『巣ごもり家族』のライフスタイルの実態や、”家 ナカ娯楽”アイテム、『巣ごもり家族』の家計を研究し、その内容を広く情報発信していきます。また、今後、「家ナカ研究会」の設立趣旨にご賛同いただけ る、企業及び団体との連携も視野に入れております。
家ナカ研究会
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