落語や三味線、日本舞踊……このような日本の伝統芸能に触れる機会など、子供にとって、ましてや親にとっても今はほとんどないかもしれない。食や文化の欧米化が進む中でも、私たちは日本人として生まれてきた以上、遠い昔から築き上げられてきたこの伝統的な文化や芸能を、後世まで引き継いでいきたいものだ。
2月5日(日)、このような日本の伝統芸能を、子供たちがなんと無料で体験できるイベントが開かれる。それが東京都、(公益財)東京都歴史文化財団、こども芸能体験ひろば実行委員会が主催する「こども芸能体験ひろば」だ。
小学生以上の子供が参加できる「体験プログラム」は、「太神楽」「三味線」「能楽」「落語」「日本舞踊」から選択制で、それぞれ1時間のレッスンを体験。これらの伝統芸能を学ぶことには、日本人に必要な要素が詰め込まれている。
例えば、傘でボールや升を回したり、口でくわえた棒の上に様々なモノを積み上げたりする「太神楽(だいかぐら)」はバランス感覚を養い、日本伝統の音を体で感じられる「三味線」を演奏すれば音楽のセンスが磨かれる。室町時代から変わらずに伝えられてきた、世界で一番古い舞台芸術「能楽」では踊りの独特な動作を学び、「落語」ではお馴染みの扇子や手ぬぐいなど小道具を使って、そばを食べたり手紙を書いたり、上手な話し方のコツを掴む。そして、「日本舞踊」では実際に着物を着て、頭の先から指先までしなやかで美しい姿勢を身につける。
このように、いずれのプログラムでも日本の伝統芸能を楽しみながら学ぶことで、自然と現代社会でも生かされる「基本」が身についているのだ。
参加の申し込み締め切りは、1月20日(金)まで。日本の伝統芸能をこれだけ本格的に、しかも無料で体験できることはめったにない。この機会に、我が子と”和の心”を学びに出かけてみては?
【DATA】
こども芸能体験ひろば
日時:2012年2月5日(日) 13:00~16:00
場所:武蔵村山市民会館《さくらホール》 武蔵村山市本町1-17-1
費用:すべて無料(※要事前申込。1月20日(金)〆切り)
内容:体験プログラム…13:00~14:00(対象:小学生以上)
鑑賞プログラム…14:30~16:00(対象:どなたでも)
(2012.1.17 up)




















