子供たちに「森」を伝える
おもちゃのプロジェクト
おもちゃのプロジェクト
豊かな自然あふれる土地・青森県で生まれた、あるプロジェクトが今、注目されている。その名は「森トイ」プロジェクト。
「大切な子供たちと、大切な森がいつまでも健やかでいられるように。子供たちと森を育む、やさしいおもちゃをみんなで作りたい――」そんな思いから「森トイ」プロジェクトは2年前にスタートし、これまでに様々なおもちゃを世に送り出してきた。
「森トイ」プロジェクトの1番の特徴は、製品の完成度だけでなく、それを作っていく過程も大切にしていること。ここでは、そんなこだわりの制作過程を紹介する。
「森トイ」プロジェクトのおもちゃができるまで
≫パパ・ママ・先生の意見から商品を開発
「森トイ」プロジェクトではおもちゃ作りを始める前に、まず子育て世代のお母さん・お父さん・保育施設で働く人たちへアンケートを取り、子供たちの1番お気に入りのおもちゃを調査。その結果、キャラクター玩具や電子ゲームを抑え、積み木が最も人気が高いことがわかり、積み木を中心としたおもちゃ作りをすることになったのだ。
そして完成したサンプルで、のべ50ヶ所の保育施設で500名以上の子供たちに実際に遊んでもらい、1000名以上のお母さん・お父さん・保育施設で働く人たちの意見をフィードバックしながら改良を繰り返し、デザインを完成させた。
仕上げは、「シュロ」と呼ばれるブラシ状の道具をスギ材の表面にこすりつけることにより、美しい木目を際立たせる「目出し加工」。毛羽立ちを抑え、柔らかいスギ材の表面をしめる効果もあり、子供の指にやさしく、心地よい手触りを感じられる仕上がりになっている。
≫木を切るところから商品づくりが始まる
木材は、青森県大鰐町産の約30 年前に伐採された推定樹齢約200~300 年の貴重な天然スギ材の、建材として使用できない伐根材を有効利用している。地元の木材を使用することで運搬による二酸化炭素の排出量を抑え、山林の荒廃を防ぎ、地球温暖化防止や木育にも役立っている。
そして自分たちの手で杉の間伐材の伐倒作業を行う。経験を通して、子供たちに木が積み木になるまでのストーリーや森を大切にする心を伝えていくのだ。
木のぬくもりが伝わるやさしいアイテム
様々な工程を経て、「森トイ」プロジェクトのおもちゃはようやく完成する。その中でも今年8月にリリースされたばかりの商品2つをご紹介。
logmag(ログマグ) ¥10,500
「森トイ」シリーズ第1弾は、積み木「logmag」。
木の風合いをそのまま届ける丸太の形をしている「logmag」は、杉の香りと、手にしっくり馴染む木目の仕上げが特徴。
円柱と半円柱の13個のピースを、マグネットの力でたて・よこ、あちこちに付けてカメラごっこをしてみたり、冷蔵庫にくっつけてみたり、動物を作ってみたり、遊び方は自由自在!
「磁石の特性を生かして、科学的な部分を勉強しながら遊びたいですね」と、商品づくりに参加したママからも好評。
サンスケ・サンスケコ ¥840
津軽で、山の神様にまつわる習俗の1つとして有名な人形「サンスケ」。
昔から、危険と隣り合わせのマタギ達の身を守ってくれた「サンスケ」が今、森の守り神として、子供たちのお友達として、「ゆびこけし」となって新たに誕生。
「サンスケ」たちがぶつかるときの心地よくてやさしい音は、ガラガラ(ラトル)としての魅力も十分。
無塗装仕上げで、子供が誤って飲み込まない大きさに設定しているから、かじったり、なめたりしても安心。
【問い合わせ】
teco LLC
電話:0172-88-6090
http://www.teco-llc.net
















