実は子供の方が得意ってホント?
親子で楽しむカートレース
[FQ JAPAN発行人の手記]
しかし、この類はなにせお金がかかる……。
家計を切り盛りする妻に「またこんなことにお金使って!」なんて言われ、
肩身の狭い思いをするパパたちも少なくないだろう。
そんな乗り物好きDADの1人、FQ JAPAN発行人は断言する。
乗り物は、「親子の絆を強めるスポーツである」と。
親子で一緒にレースを観戦するもよし。
子供用のカートやキッズバイクに挑戦させるもよし。
体力や賢さだけではない。
スピードや恐怖心と戦いながら、常に天候やコースに合わせて
臨機応変な対応が必要とされるカートやバイクのレースは、子供を勇敢にするスポーツである。
そして何より、子供と一緒に楽しむのならば、きっと妻だって文句は言わない……はず(?)。
ここでは昨年「FQ JAPAN」発行人・清水朋宏が愛息子を連れて、
栃木県にある「ツインリンクもてぎ」で開かれた
KART耐久フェスティバル「K-TAI」に出場したときの様子を自らレポートする。
≫これぞ男の夢! カートレースに初挑戦
2010年、8月4日。恐ろしいほど晴れた真夏の空の下、僕は息子を連れて栃木県にいた。
人生初、「ツインリンクもてぎ」で開かれるカート耐久レースに出場するのだ。
2日間にわたって、息子と本格的にカートを楽しむ旅、1日目は初心者演習。午前中に初心者講習を受け、午後はレース場を隣接しているキッズゾーンで息子がバイクに初挑戦。
キッズバイクのライセンス(免許証のようなもの)をゲットして大喜びだった。
そして2日目、ついに本コースに挑戦! チームで挑む、実に7時間の耐久レース。
僕が所属するチーム「CLUB RACING」は、95号車アン、96号車ドゥ、97号車トロワ、98号車キャトルのマシン4台と、総勢21人でエントリー。
そこに監督やメカニック、ヘルパーさんが加わり、実に40人もの大所帯になる。レース1つにこれまでの人員が動くことを、僕はこのとき初めて知った。
チーム「CLUB RACING」のメンバーは、Honda広報部の香川信さんと高見聡さん、
モータージャーナリストの津々見友彦さん、片岡英明さん、まるも亜希子さん。
揃いも揃ったベテラン陣の中に、全くのド素人(=僕)が紛れ込んでのレースに少々ビビリ気味。
Honda広報の香川さんから直々に、コースについてのアドバイスを受ける。
さすが経験者は言っていることが的確でわかりやすい。
今日の息子はピットで応援役。
チームのメンバー達が次々にスタートし、レースを終えて戻ってくる。
「パパがんばってね!」と応援してくれる息子と、かたい握手を交わす。
マシンにはバッチリ「FQ JAPAN」のロゴが入ってる特別仕様。
ついに5番手、僕がピックアウトしようとした瞬間、突然右フロントタイヤがバースト!
タイヤとカウルをメカニックさんが交換してくれた。
レースだけじゃなく、こういった整備も男にとっては憧れポイント。
まさかのトラブルとは言え、間近で見られてラッキー?
プロの手さばきはさすが。
あっという間に交換を終えて、今度こそコースイン。
息子の熱い視線と期待にこたえるるべく、集中力を高める。
「パパ、行ってくるよ!」
コースを走ってみると車高が低く、目線は路面スレスレ!
コース幅はカート専用コースより広いが、直線が多くて超スリリング。
かなりのスピード感が味わえる。熱いバトルは繰り広げたけれど、
追い抜くよりも抜かれるほうが多かった気が……。
なんとか無事にコースを走り終え、他のメンバーに引き渡した。
全部で実に7時間にわたるレースは、途中マシントラブルや豪雨にあったり色々と大変だったが、
こういった予想外の苦難を乗り越えるのも立派な醍醐味だ。
(順位はさておき)少なからず、すぐそばで見ていた息子には、
カッコイイ父の姿を見せつけることができた……かな?
ちなみに……
その次の週。コースを颯爽と(?)走る父の背中に感化されてか、カートレースに興味を持った我が息子。「僕も乗ってみたい!」と言うので、キッズカートを体験できるサーキットへ連れて行った。
改めて言うまでもないが、子供は大人に比べてずっと柔軟だ。体力も、頭もそう。現に息子は僕なんかよりはるかに飲み込みが早く、すんなり走れるようになっていた。そんな息子に満足感を抱きながら、コースで乗り物と奮闘する彼の姿を見守るのはなかなか良いものだった。
見てよし、やってみてもよし。これからは「サッカー」「野球」「ゴルフ」という王道スポーツにとどまらず、新たな親子スポーツの定番として「モータースポーツ」をたまにやってみるのもアリかな、と思うのであった。
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【問い合わせ】
ツインリンクもてぎ「K-TAI」
TEL:0285-64-0001
http://www.twinring.jp/k-tai/
【プロフィール】
清水朋宏(しみずともひろ)
男の育児バイブル「FQ JAPAN」発行人。自身も8歳の息子を育てる父親である。
















