小林武史さんとソフトバンクの孫社長
トークショー開催
「一番大切なのは子どもたちの安全な未来だ。」
2011年6月24日に東京国際フォーラムで開かれた「自然エネルギーフォーラム -小林武史×孫正義 ライブトーク」の会場には抽選で選ばれたお客さんが3000人が埋め尽くし、ネット中継された動画は約7万5000人が視聴した。タイトルにもあるように孫社長が自然エネルギーを推奨する最大の理由は「子供たちの安全な未来」。
3月11日に起きた東日本大震災以来、日本では電力供給方法の見直しが課題とされている。孫社長はこのトークショーで、「原子力より安全で優れた自然エネルギーはつくることが出来る!」と明言した。
「日本には使っていない土地が54ヘクタールもある!」
「菅直人首相がG9サミットで、2020年代の早いうちに全体の20%を自然エネルギーにしたいと国際公約した」ことをもとに、孫社長は10%は水力で賄い、残りの10%を負担するのは太陽光、風力、地熱・バイオの算出した数字を説明。太陽光で5000万キロワット、風力で2000万キロワット、地熱・バイオなどで1000万キロワットという数字をスライドに映し出し、これらの数字を賄うために、太陽光パネルを日本全国にある耕作放棄地・休耕田の合計54万ヘクタールのうち1割へ設置ができれば、発電能力は2500万キロワットになるという。
そのためパネル設置可能なローカルエリアの協力は不可欠だと唱え、すでに35道府県の知事と連携していくことを表明。
会場からはときおり拍手が起こり、孫社長の自然エネルギー推進するロジカルな解説に賛同する声も聞こえた。
「ロック+サステナビリティで創造性のある未来を」
対談相手である小林武史さんは「Mr.Children」のプロデュースなどで知られ、非営利組織「ap bank」の代表でもある。「ap bank」とは環境をはじめとするさまざまなプロジェクトの支援や推進を行う団体で、「Mr.Children」のリードボーカルである櫻井和寿氏や坂本龍一氏などもメンバーである。小林さんは自身の肩書きは「音楽人」であると主張しながらも、自然エネルギーの優れている点、現状の電力不足の問題点を話した。
中でも「ロック+サステナビリティで創造性のある未来を」というスライドと共に、「自然エネルギーはクリエイティビティでやるべきこと。良くしたい問題があれば解決したい、それがクリエイティビティだと思う。わたしたちは助け合うことができる。」と解説した。
ap bankからのメッセージとしてミュージシャンのSalyuさん、一青窈さんらによるライブも行われ、会場は大いに盛り上がり終了した。
孫社長は「自然エネルギー協議会」を7月13日設立することを発表しており、ソフトバンクはまだまだ開発余地のある自然エネルギーを事業として関わっていくと語った。
トークショーの様子はこちらから期間限定配信
softbankhttp://mb.softbank.jp/
ap bank http://www.apbank.jp/
撮影>>>TOMOHIRO SHIMIZU
Text>>>ERI OHISHI
(2011.6.28)
















